Special Interview
人はだれも人生の主役。
さまざまなMyStoryを生きています。
真摯に進む人、大らかに笑う人、立ち止まり考える人、諦めない人、悩みもだえる人、穏やかにほほ笑む人…どんな姿も美しい。
そんなAgeWellを目指して生きるあの人に訊くMy AgeWell Story
第4回
鈴木尚子さんインタビュー
周りにも⾃分にも
「愛」を持って
「今」を⽣きる(後半)
AgeWellマスターナビゲーターでもあり、現在LSC Academyライフデザインスクール校⻑の鈴⽊尚⼦さんに、AgeWellな⼈⽣を送るためのヒントをお伺いいたしました。 (前半はこちら)
ゲスト 鈴⽊尚⼦:尚 インタビュアー 内⼭尭未:なみ
アテンド 秋⼭陽⼦:よう 神代直⼦:くま
悪いこと、嫌なことを⾔われたとしても、愛を持って返事をする。そしたら、いつの間にかその⼈も変わっていく。
なみ:以前、「何に対しても愛で返す」と話されてましたが、どうしたら尚さんのようにすべてを愛で返せる⼈になれますか?
尚:病気が私に教えてくれたことがあります。(鈴⽊さんは、以前に乳がんと診断され、⼿術を受けられました。)病気って、怒りや悲しみが作り上げるものだと思うんです。そして、その怒りや悲しみを作っているのは⾃分。怒りや悲しみを感じるっていうことは、そもそも⾃分が怒りや悲しみを発してるからなんです。
また、⾃分の⾝の周りにいる⼈は⾃分の感情を映す鏡でもあります。⾝の周りにいる⼈が怒りや悲しみに満ちていたら、それは⾃分が怒りや悲しみに満ちてると⾔うこと。
⾃分が本当に愛に満ちた世界に⾏きたいと思ったら、⾃分から変えていく必要があります。⾃分から愛に変えていかなきゃいけない。
だから、他⼈から悪いこと、嫌なことを⾔われたとしても、愛を持って返事をする。そしたら、いつの間にかその⼈も変わっていくんですよね。今、私の周りには、本当にいい⼈しかいないんです。
⼈と⽐べるのではなく、⾃分の⼒でできることを「やりきる」ということが⼤切。
くま:まずは⾃分からという話はとても納得します。
私はいつも、できない⽅ばっかり⾒ちゃうんです。どういう⾵に気持ちや考えを切り替えていけばいいでしょうか?
尚:「悪い⾃分」も「いい⾃分」も全部受け⽌めること。「ありのままを受け⽌める」っていうのはそういうことですから。無理に着飾ったりせずに、「ダメもいいも、全部受け⽌める」。これが本当に重要で、それが1番最初のスタートです。
そもそも⾃分の持ってるエネルギーは違いますからね。30の⼈もいて、200の⼈もいて、150の⼈もいて、それに対して別にいいも悪いもない。(⾃分の⼒でできることを)毎回やりきればいい。「⼀⽣懸命させていただきます」って。
くま:なるほど!その数字がもし30だったら、30なりに⼀⽣懸命やっていれば、それはそれで役に⽴てるって思うのは、すごく嬉しい。
尚:⼈と⽐べるのではなく、「今を⽣きてる」とか「やりきる」ということがとても⼤切なんだよ。
どこを切り取っても「愛」を感じるお話を聴かせていただきました。
また、尚さん⾃⾝がAgeWell Livingを始めた4年前に⽐べて、更に穏やかで満たされた時間を過ごしていることが伝わってきました。
潜⽔艦がどう変化していくのか、これからの尚さんもとても楽しみです。